高齢での一戸建て
私の祖父は15年前に一戸建てを購入しました。
60代後半での大きな買い物と言うことで家族は皆心配していました。
ですが祖父の言い分は
「これは孫の代まで残る。さらに土地は永遠に残る。だから決して無駄にはならない」
そう言って家族を納得させ購入しました。
金額は土地代含め3000万円という見積もりになりました。
地方だったためもっと安く建てられたと今になって知りましたが、当時私はまだ小学校に通う年齢だったため新しい家はとても嬉しく、かなりの頻度で友達を家に招待して遊んでいた覚えがあります。
ですが3000万円と言う金額は、祖父・祖母は年金を貰う年齢で、父も普通のサラリーマンと言うこともあり並大抵に返せるものではありませんでした。
15年たった今、ところどころ老朽化が進み、それを直すために不定期での出費が増えるのが重くのしかかってきます。
さらにいつかのときのために祖父、祖母の葬儀代など懸念事項が多くあります。
また家にも流行りがあれば、時代によって材質や金額が変化していきます。
将来のために孫に家を残す必要が本当にあったのか。
それは素晴しいことなのか。
今になって思うのは、子供や孫に家を残したいと言う理由で建てるのは結構なことですが、借金を残して死ぬのは決して褒められることではないと感じています。
たとえ素晴しい家や土地を残したとしても、残された人がその家に住み、借金を返すと言うことを忘れてはなりません。